ふるさとづくり上高尾の会交通アクセス年間スケジュール

体験がいっぱい

体験、体感がいっぱいのここ上高尾。毎年多くの笑顔がここから生まれています。おかげさまでどんなイベントがあるの?どんなことをしているの?と多くのお問合せをいただくまでになりました。ここでは2013年~2014年の活動をもとに季節ごとの上高尾での活動を紐解きたいと思います。私たちをより知っていただくために。

春

雪解けと桜のつぼみ

じばにゃん?かかし

田植え

4月~6月

 4月。例年、春になると、ふるさとづくり上高尾の会の仕事始めとして、じゃがいもとねぎの植え付けを行います。女性メンバーの指導の下、男性メンバーが種芋を等間隔に置いていきます。7月の収穫が楽しみです。

 5月。ゴールデンウィークになると、恒例の田植えが始まります。「上高尾サポートの会」を中心に30名を超えるメンバーが集合し、上高尾の会からも15名が参加しての賑わいの中、挨拶もそこそこに早速裸足で田んぼに入ります。一斉に歓声があがります。水は冷たくても、ほのかに温かい田んぼの土の感覚、手で苗を1株ずつ植える達成感は、手植えならではです。あちこちから楽しそうな笑い声と笑顔が弾けていました。
 もう一つの恒例行事が案山子づくりです。案山子のデザインは、事前に大阪の子供たちは集まってスケッチを描き、毎年ユニークな案山子が出来上がります。秋の収穫祭まで、農地を見守ってくれています。
 2013年はロケットストーブの製作を行いました。外は春の日差しがたっぷりで、青空の下、広場で製作を開始。今回の製作に先立ち、上高尾の会のメンバー数人が大阪まで出かけ、ストーブの実演会を見学してきました。このような大阪と上高尾の双方向での交流が最近は増えてきました。

 6月。参加者がどんどん増えて、総勢50名が集合しました。食事が大変になりそうです。裸足で入るにはまだ冷たい上高尾の田んぼですが、子供たちは田んぼへまっしぐら。草取りのあとはお目当ての生き物探し。もう4回目ともなれば素手で捕まえることにも慣れて、泥だらけ。今年初めての人は除草機をころがして草取り。減農薬栽培は骨が折れます。大阪のサポートの会のメンバーは食・農に対し意識が高く、自らこだわった作物である固定種を育てたいとの事で小さな畑を提供しました。この日は初めての畑の耕しです。

夏

畑仕事の様子

イベントの写真

7月~8月

 7月。4月に植えたじゃがいもとねぎの収穫です。上高尾の標高が高いとはいえ、夏の日差し眩しい午後、いつものメンバーが集合しました。野菜づくりは上高尾でも女性陣が陣頭指揮をとります。男性陣は言われるままに淡々と作業し、飲み会までは無言でしのいで最後に溜飲を下げるのが見慣れた風景になりました。

 8月。2014年は初めて2泊3日のサマースクールの受け入れをしました。「上高尾のサポートの会」の大阪メンバーが中心となって講師・ボランティアをしながら、大勢の子どもたちが竹でドームづくりや食器を作ったり川に入って遊んだり。残念ながら台風直撃で最終日の予定を繰り上げ撤収することになりました。
また、地元メンバーの楽しみとして、毎年蕎麦を栽培しています。冬になるとメンバーが集まっての蕎麦打ちです。

秋

ある秋の風景~田

実ってきた稲

9月~11月

 9月。大阪のサポートの会から30名、上高尾の会からはいつものメンバー15人が参加しました。天気は少し斜めでしたが、皆の気持ちは真っ直ぐ前を見据えていました。上高尾の会のメンバーで早出して隅を刈り込み、稲刈り準備は万端。伝統的な農作業にこだわり、稲は鎌で手刈りし、はさかけ天日干しを行いました。大人も子供も日本古来の米作りを体感する事が出来ました。こうしていい汗を流したあとは楽しい夕食です。地元の米や野菜を使い、みんなで食事つくりです。今回はカレーライスでした。

 11月。2013年は藁灰こんにゃくの加工施設を設置したことで、新たな特産品ができました。毎年、お米や野菜等を大阪や京都に出掛けての出張販売してきましたが、2013年は地元の産業祭や京都大学の学祭で藁灰こんにゃくの販売を行ったところ早々に完売するなど好評でした。

雪に覆われる部落

雪に覆われる部落

12月~3月

 12月。例年は11月月初旬に行う収穫祭「上高尾源流フェスタ」ですが、2013年は7月から着手していたピザ窯の完成時期に合わせて12月1日に開催しました。冬晴れで少し気温は低かったのですが、近隣の集落や集落外に住む子どもたちの参加もあり総勢約80名の参加で盛り上がりました。
 ピザ窯で焼いたピザは大人気!今では、このピザ窯でピザを焼くのが恒例となりました。
 また3mの巨大ツリー、子供落語、ウベサン氏のミニコンサートと盛りだくさんのメニューでした。
 年も押しせまった12月29日、今年を締めくくるべく、蕎麦打ちと藁灰こんにゃくを作りました。蕎麦は自前の蕎麦粉を、男性陣が中心となり腕をふるいました。出来上がりも上々?藁灰こんにゃくは女性陣が中心となって作りましたが、予約販売分で完売でした。
 3月。地元上野市駅前広場に46店舗が集結し、こだわりの品々を出品する「伊賀風土FOODマーケット」に参加しました。上高尾からは藁灰こんにゃくを出品したところ、午前中で完売と大好評でした。また、たくさんの方から次回の予約も頂くなど、着実に受け入れて頂けていることを実感するようになりました。